素朴な絣布に魅了されて始めた染め織り 【織人工房】
〒623-0112
綾部市上八田町上ノ岡ノ下24
TEL 0773-44-1089

1955 大阪に生まれる
1989 草木染織を志す。後サラリーマンを辞め独立
1995 初作品展
以降、大阪2ヵ所・東海地区5ヵ所で毎年
個展、グループ展を開催
1999 綾部に草木染織「織人工房」を開設
2001 綾部、舞鶴、宮津での作品展開催
土田えみ(つちだ・えみ)
 若いころから素朴な絣布に魅力を感じていた。各地で見つけた大切な古布を自分の服に作り替えているうちに、布そのものを作りたくなっていたという。そして「素敵な40歳を迎えたい」と三十代で一念発起。16年間勤めていた会社を退職し、布づくりの世界に足を踏み入れた。
 「仕事を続けながら、新しいことを始められるほど器用な方ではないですから・・」

地域に溶け込み、講習会も

 大阪生まれの大阪宮ち。綾部に来るまでは大阪を出たことがなかったという。平成11年12月には、綾部に活勤拠点を移した。その理由に作業場の確保があったという。
 草木染めは、その種類によっては染料を煮出す時に出る臭いがきつい。そのため、大阪の住宅街で生活していたころは、近所のことが気になり、人の少ない平日にしか作業ができなかった。しかし、今の暮らしを始めてからは、昼夜を気にせずのびのびと作業ができるので、非常に満足しているという。
これまでは主に関西及び東海地方での作品展や手織り教室の講師などを行ってきた。そして綾部に移り住んでからは、明るいその人柄から地域にもすぐに溶け込み、現在は小型の機を貸し出しての染め織り教室や「草木染色一日講習会」なども開催している。
 定期的に開催している個展では「これはぜんぶお一人で作られているのですか?」と来訪者から思わず質問が出るほど多くの作品を出品する。
 「絣をくくり、草木で糸を染め、機で織り上げ、由然が織り成すやさしさ、たくましさを、これからも綾部で作る作品に生かしていきたいですね」
一粒入り 栗饅頭
 色艶がよく、ドーンとした存在感が美しい。半分に切ると、中身は外の姿とはまた違ったやさしい感じがしました。ほどよい甘さでしっかりとした栗の味が「絶品」です。